光の中へ ⑦ ~旅立ちの時の、わんちゃんや天道虫~
光の中へシリーズも最後となりました。
母の友人に送った手紙に対して、お電話を頂いたり、
お供えのクッキーにお手紙を添えて、想い出も書いてくださったり、
本当に胸がいっぱいになります。
そして、先日無事49日を終え、そこでも感激したことが。
この日は、前日からの雨で、お昼ごろに止むとは言われていて。
いつもお墓参りに行くと、天気が悪くてもお日様が射してくるということが
起きるので、今回も、午前中の法要の時間には止むのではないかなあと
思っていました。
そして、墓前での法要が始まると、お日様がヒリヒリするぐらい射してきて。
ありがたいなあと思いました。
しばらくすると、お墓の後ろ側を白い大きめの犬が横切りました。
首輪は無くて。
後ろから、柴犬の雑種のような愛らしい犬がやってきて、丁度私の目線の先、
木と木の隙間のようなところで立ち止まり、こちらを見て、舌をハーハー出して、
ニコニコしながら嬉しそうに見ていました。
母かなって思って。
そして、お坊様の肩にテントウムシが付いていたと後で聞き、また近くに
カメムシも丸まっていたと。
天道虫、お天道様に向って飛ぶ虫という意味だそう。
光に向かって。
法要の時に飾ったお花も、身内だけの式だったので、沢山持って帰り
家の中がピンク色のお花でいっぱいに。
それを、花瓶に生けたり、オアシスにかなり大きくアレンジしてあった
お花を一旦抜いて、小さくしてアレンジしなおしてみたり、
久しぶりに集中して、お花をアレンジするのを楽しんだり、とても
嬉しい時間を頂きました。
お花いっぱいの時間、これも含めて母からのギフトがいっぱいと
感じました。
お読みくださりありがとうございました。